韓国最大手の化粧品会社アモーレパシフィック

韓国で一番有名な化粧品会社アモーレパシフィック

日本でいえば資生堂のような立ち位置でしょうか。世界中で人気があるHERA、innisFree、LANEIGE、IOPE、Sulwhasoo、espoir、ETUDE、mise en sceneなどは全部アモーレパシフィックのブランドです。

アモーレパシフィックは、創業者ソ・ソンファン氏のお母様が、1932年に椿のヘアオイルを手作りして販売していたことから始まりました。お母様の『信頼できる原料で作られた製品をお客様に届ける』という信念を引き継いで、1945年に太平洋化学工業社が設立されました。

現社名のアモーレパシフィックは、女性的な響きのアモーレと、強くて男性的な響きのパシフィックという相反するものが出会い美しさを創造するという意味らしいのですが、1964年に始まった訪問販売専用ブランド、アモーレと、1930年代に椿ヘアオイルを販売していた小さな商店、太平洋商会も社名の由来となっているようです。世界中で愛される化粧品を生み出す大きな会社が、お母様が丹精込めて作ったヘアオイルから始まったとは素敵な話ですよね。

韓国コスメは世界中を席巻していますが、会社の歴史を読むと、当時から新しいことに真っ先に挑戦するパイオニア的存在だったことが窺えます。1950年代に国内初の純植物性ポマードを発売、国内初の化粧品研究室や美容相談室を開設、アジア初エアスプン(微粒子の粉が作れるヨーロッパの最新設備)の導入、1960年代には国内初の化粧品海外輸出などなど。『初』が溢れています。

イニスフリーのフェイスパウダーが有名ですが、当時から微粒子にこだわってたんですね。

肌が弱い方でも、アモーレ系列の化粧品は肌荒れしなかったという声をよく聞きます。イニスフリーの有名な火山灰のパックやHERAのブラッククッションなど、スキンケアにもメイクアップにも強いイメージです。写真のラディアントタイプのクッションファンデーションは、ブラッククッションより潤いと艶を与えてくれるので、他記事で詳しく掲載致します。

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